Ayako Akamatsu Profile
Ayako Akamatsu - Beads Accesary Designer and Craftman
Abstracting imagination welling up from beads one by one, she finishes the piece with various technical approach and her own unique experience. She established "Beads Garden" at Koshigaya Saitama in 2000 and run lesson school with a trademark she registered as "ビーズクラフトレッスン (Beads Craft Lesson in Japanese)" Moved to Urawa Saitama in 2012, she designs and crafts products for the shop "colore urawa" where her atelier lies in.
Activity History
Personal Exhibition
- Wacol Ginza Art Space[ Ginza Tokyo ]📷
- PIGA' Museum[ Aoyama Tokyo ]
- Gallery Cafe bar Enyen[ Azabu Juban Tokyo ]
- Café Gallery CONVERSION[ Souka Saitama ]



Exhibition
- Japan Hobby Show[ Tokyo Big Sight ]📷
- Beads Garden Collection[ Urawa Corso Street ]



Original Kits Shop
- Briller Bijou[ Takashimaya Futakotamagawa]
- Okadaya[ Marui Kitasenju][ Joinus Yokohama ][ Parco Chofu ]
- Piacere[ Lusca Hiratsuka ]
Original Accesary Shop
- Briller Bijou[ Takashimaya Futakotamagawa]
- Shoo-Bee-Doo[ Akasaka Tokyo ]
- amoroso[ Urawa Saitama ]]
- Ange[ Urawa Saitama ]
- Other boutiques and retail shops
Publishing
"Beads Garden"
Published in 2003 from Artbox International
"Which flower do you like?"
Many accessary designed after flower
Beads BOOK Vol.2 (2002.8) from Wani Magagine
Sweet Accessary made of Rose Alabaster
Beads BOOK Vol.6 (2004.4) from Wani Magagine
Excite Encounter
Decoration of imagination "Beads Art"
Monthly Tobu (2006.1)
作品名
静粛に咲く薔薇の旋律と反響
La melodia e l'eco delle rose che fioriscono in silenzio
製作の経緯
この作品は、石川県の災害から三年が経過した今、希望と未来についての想いを胸に製作しました。
まだ悲しい現実を抱えながらも、未来に向かってそれぞれの人々が前に進んでいける様な祈りを込めました。
初めに取り掛かったのは、二輪の薔薇です。
旋律の始まりを象徴するト音記号と五線をイメージしながら、ト音記号に絡ませた黒の薔薇とピンクの薔薇。
黒の薔薇には、暗さの中に永遠の意味が宿っています。
その傍ら、もう一方は薄いピンクの薔薇。
優しさと思いやりを表現しました。
しかし、製作側の事情により、作品を作る十分な在庫がなく、自身の製作で使用するヴェネチアンガラスの花弁やリーフが思うように手に入らない状況でした。
その中で、一部欠損した茎やリーフの材料を修正しながら、重いヴェネチアンガラスを支えるための軸や骨組みとして取り入れ、全体のバランスを保つことを意識し、ト音記号や五線譜に取り付けていく作業が続きました。
やリーフをたくさん飾り付け、野生的なグリーンをあしらうことで、少しずつ明るさが加わっていきましたが、不足、不安定を感じてました。
ヴェネチアンローズを基本にした作品というテーマで、主にその素材と技法にこだわり製作を進めました。
軸となるワイヤーと絹の糸を茎に巻き付け、捻り、結びつけていく。一本一本は脆弱な絹の糸も、重なり合うことで強さを増していきました。
表面が黒の薔薇である一方、裏面のグリーンが花を咲かせたいと語りかけるように感じられました。
限られた時間の中で、私は渡伊を決断し、ムラーノ島の工房を訪れました。作品に華やかな薔薇を加えたいという想いを持って、快く迎え入れてくれたイタリアの人々との交流がありました。>
帰国後、グリーンの面に太陽の様なオレンジ色に近い赤や黄色、
薄いピンクやルビー色いら、海や空の色のブルー、アラバストロ(乳白)やオロ(金)のヴェネチアンガラスの花弁やリーフを添え、作品が華やかになりました。
自分自身も製作作品から受けたインスピレーションを通じて、行動を起こす重要性を再認識しました。
裏面であったグリーンが表となり、表面だった黒の薔薇が裏面となりました。
未来や平和に向かうためには、一人ひとりが前向きな行動を取ることで強くなれる事。
そしてそれにより人々の心が繋がって行く事。
過去の悲しみが消えなくとも、明るく美しい未来を願っていく事。
この作品は、私自身の内面的な探求を促しつつ、糸を紡ぐごとに新たな気づきをもたらしてくれた貴重な時間の結晶です。
作品はまだ発展途上、それぞれの薔薇に願いを込めて。
黒の薔薇 永遠
ピンクの薔薇 優しさ 思いやり
赤の薔薇 愛
ブルーの薔薇 奇跡 まだ見ぬ未来
黄色の薔薇 恵み 幸福
オレンジの薔薇 絆
Rosa nera - Eternità
Rosa rosa - Gentilezza, compassione
Rosa rossa - Amore
Rosa blu - Miracolo, futuro ancora da scoprire
Rosa gialla - Grazia, felicità
Rosa arancione - Legame
